2011年11月12日
10/18 津山市立高野小学校PTA講演会
6月に呼んでいただいた岡山県津山市PTA研修会に参加いただいていた
この学校のPTA役員さんが学校に僕の話をしていただいたことで実現した講演会。
色んな所に行かせていただくようになって、
一番うれしいのはこうやってリピートしていただけることです。
拙い話と歌だけどなにか力になれたのかなって思うと、元気が湧いてくる。
この日は前日の大阪からの移動で、岡山市内に宿泊し、午前中に津山市に移動。
少し早く着いたので昼飯を食おうってことになり、店を物色してしていたが、
昼、ステージ前にいかに言っても「ホルモンうどん」はヘビーだろうってことになり、あれやこれや迷っているうちに結局、広島にもあるうどん店「丸亀製麺」に入った。
ただ、俺はこの店に入ったことがなく、何を食べればいいかよくわからず、一番定番っぽい「かけうどん」を頼んだ。
テーブルにつくと、PAの内海くんが何やらうどん店らしからぬものを食べている。
何それ?と尋ねると天丼!と即答。
これがうまいんよー!
彼は広島のこの店の常連らしい。
そう言えば、この男、いつも人よりちょっと変わったものを頼む習性があるようで、
実は前日の夜、岡山のとある行きつけの寿司屋に行ってカウンターに座るやいなや、
俺に「きゅうり巻頼んでいいっすか?」
まあ別に安いしいいんだけど、なにも寿司屋に入って一番に頼むことはないやろーってことでやんわり却下すると、次にちりめん大根を頼んでいた!
よーわからんけど何か憎めない。
次に行った居酒屋で内海くんが熱燗を頼むとなんとポットで店員がそそくさとそのポットから日本酒を並々とコップについでいるのを見て、むっちゃ喜んでいた!
これがまた280円と安いから驚き。
こっちはその内海くんの無邪気に喜ぶ表情がおもしろくって何杯も頼ませて酔わせてしまった!
講演はいつものように、歌と話で約1時間30分。
参観日だったらしく保護者がほとんどだったようだが、他校に比べ先生の反応が大きかったように思う。
心のどこかで俺の先生体験談を自分とかぶらせて聞いてくれたのかもしれない。
何はともあれ、無事終了し、大阪、岡山、津山の旅を終えて、広島に帰った。
よく考えてみると道中、ずっと運転していたのは俺だった!
なかなか心地よい疲れが身体に残っていたのと心の充実感が丁度よいバランスで相俟っていた。
保田 隆
投稿者 yasuda : 18:35 | コメント (0) | トラックバック
10/17 大空小学校ライブ
以前にこのブログで紹介した大阪の大空小学校にライブに行ってきました!
全生徒の前で、ギターとピアノとトリオで約一時間のステージ。
「みんな、俺のこと覚えてくれてる?」の問いかけに
「心からー…」
とビーティングハートの歌声が返ってきた!
続いて「俺、いくつに見える?」の問いには
「80歳―!!」だって。
ここの生徒はほんま、むっちゃ可愛い!!
いつもありのまま。
楽しみ方もみんなそれぞれ。
心から、身体全体で俺たちを迎えてくれているのがビンビン伝わってくる。
一曲目の演奏が終わると大きな拍手が沸き起こり、その中で、一人の生徒が
「ヒューヒュー」とずっと声を上げてくれていた。
校長先生から後から聞いた話では、
興奮気味に声を上げている生徒の隣に校長先生がそっと座ってなにげに聞いてみると
「この人の歌は本当にすごい!この人は何故紅白歌合戦にでないのか」
と興奮して訴えてきたという。
彼の感性になにか響くものがあったんだろうと思う。
だから彼にとってはその「ヒューヒュー」は俺への大賛辞だったのだ。
それを聞いた校長先生は逆に彼に諭されて退散したらしい!
その話を聞いて、俺はその子に会わせてほしいと校長先生に訴えたところ、
校長先生も大乗り気ですぐにその子を校長室に呼んでくれて対面。
思いっきり抱きしめて
「ありがとう!」って言うと
「絶対すごいよ!絶対紅白出んとおかしいよ!」と繰り返した。
思わず胸が熱くなる感情を抑えられない自分がいた。
ライブの最後には「ビーティングハート」を全員で大合唱!
「心からー心からー感謝したいんだー」
ほんまに全員が体育館が割れんばかりの大合唱で演奏の楽器の音が聴こえないほどだった。
今までにこんな「ビーティングハート」は経験したことがない!
ライブが終わって体育館を出る時には全員が花道を作ってくれて握手やハイタッチを何度も何度も繰り返しながら見送ってくれた。
その後、校長室に六年生全員が一人ひとり、挨拶と感想を伝えに来てくれた。
中にはお返しに歌を歌ってくれた生徒もいた!
この小学校はほんまに、来たというより帰ってきたという感じを自然に持ってしまう。
「こんにちは」じゃなくって「ただいま」って言ってしまう自分がいる。
木村校長先生は今まで俺が出会った校長の中でNO1に輝いている素敵なおとなの校長先生だ。
俺もこの学校で働いてみたいって心から思ってしまうそんな魅力的な空間、居場所だ。
「自分が人にされて嫌なことは絶対に人にしない!」たったひとつのこの学校のルール。
学校も社会も同じ。
これだけでいい。
でもこれだけが難しい。
これだけを守るために、これだけには日本一、いや、世界一厳しいのが大空小学校だと思う。
それが真の愛であり心だから・・・
そんな大空小学校が俺は大好きだ。
いつしか自分の居場所に勝手になってしまっている。
心から、出逢ってくれてありがとう!
そして、これからもよろしく・・・
投稿者 yasuda : 18:26 | コメント (0) | トラックバック
9/25 デイサービスセンターあんしん「心の絆」イベント
かねてからお付き合いのあるデイサービスあんしんの年に一回の発表イベント。
もう三年続けて参加させていただいています。
センター長の吉田さんはとても情熱のある心の温かい方で、おまけに芸達者!
マイクをもてば一日中でも離さず、皆を楽しませる。
ユニークなキャラクターで利用者の信頼もむっちゃ厚い。
約三年ほど前から知人の紹介で知り合い、意気投合し、
それ以来、定期的に歌を歌いに行ったり、また、KTCに利用者さんに来ていただき、世代を越えた交流をさせていただいています。
不登校経験を持つ子どもたちは感受性がとても豊かで、また、五感が優れているのが特徴。
そして、お年寄りやちっさな子どもなど、弱い立場の人にとても優しい。
高齢者の方々は五感を刺激することによって、いわゆる認知症の防止などとても良い効果が表れているという。
また、家族以外の子どもとの交流により、心からの愛情を持って触れ合い、若さを取り戻すきっかけとなるなどなど・・・
色々なメリットが生み出され、互いに意義深い交流を続けています。
この日は、あんしん利用者さんの平均年齢85歳の鼓笛隊とKTC生徒のギター演奏とコーラス、そして地域のおとなの楽団「地球ハーモニー」のコラボレーションによる「イマジン」の演奏♪
まさに3歳から100歳までの音楽を通したコミュニティーの誕生。
とっても素敵な空間・時間でした。
保田 隆
投稿者 yasuda : 18:19 | コメント (0) | トラックバック
9/22 広島東警察署少年補導協助員連絡協議会研修会
少年補導協助員、少年育成官の方などを対象とした研修会に講師として招かれ、一時間、話をしました。
歌なしの講演は久しぶりで何かいつもとリズムが違って少々堅苦しさが残る話だったかもしれません。
今の教育、また、戦後の教育の変遷を振り返っていく中で、
地域全体が子どもを育てていくという原点に返るために何が課題なのか
ということを共に考える時間にできたらという思いで自らの体験談も交えながら話をしていきました。
日々、ボランティアでパトロールなどの活動を行っている方ばかりなので、
話を聞く姿勢や学ぼうとする意欲がこちらにもガンガンに伝わってきて、
次第に心のボルテージも上がっていきました。
翌日、担当者の方から電話があり、参加者の一人の方が会の終了後に、
「気分が優れず会に参加するか迷っていたが、参加してよかったです。
自分の子育てに自信を失っていたが、話を聴いていくうちに意欲が湧いてきて、とても元気になりました。」と言われて帰られたというメッセージをいただきました。
僕の話しなんてそれほど影響が強いものでも、すごいものでもなんでもなくって、
ただ、ありのままを伝えることによって、何か皆さんの明日からのバネやきっかけになれれば・・・と、ただそれだけの思いです。
世のお母さんたちは孤立、孤独の中で子育てと戦っています。
育て方がわからないってひとりで苦しんでもがいている人もたくさんいます。
助けてほしいという思いを持っていき場がなくて学校に無茶をぶつけてくるお母さんに何人も出会いました。
家・家族・地域コミュニティーなど古き良き時代に当たり前に存在していたものが次第に失われていく現代において、それは、お母さんだけの問題でしょうか・・・
「ひとりじゃない」って心から思える、そんな社会を・・・
そんな心の繋がりを・・・
共に育む=共育
保田 隆
投稿者 yasuda : 18:12 | コメント (0) | トラックバック
8/10 幟町老人会イベント
この日はKTC広島キャンパスがある地元地域の老人会イベントに招いていただき、約一時間、歌と自分の生き様についての話をしました。
日頃から祭りやとんどなどあらゆるイベントをはじめ、地元小学校の下校時の「見守り隊」をKTC生徒が行うなど
生徒共々、地域交流で大変お世話になっており、とても親近感を覚えました。
僕のステージの後、生徒がお年寄りの皆さんにけん玉を披露し、レクチャーするなどいわゆる地域コミュニティー=ひとつの家族のような温かさを感じるひとときとなりました。
僕が目指している共に育む=共育、世代、年齢を越えた3歳から100歳までのコミュニティー作りを垣間見たひとときでした。
保田 隆