2007年10月10日
三良坂中学校 トーク&ライブ
JR芸備線の線路沿いをひたすら三次方面へ車で向かう。
この日は天気もよく、青い空、白い雲、山の緑と新鮮な空気・・・
本当に秋を満喫しながら会場へ向かった。
中学校の講堂。
とても歴史を感じさせる。そして田舎のどこかのどかな、あったかい雰囲気をかもしだしている。
ステージ前、一番驚いたのはステージの袖で待機している時、生徒がざわざわと会場に入ってきた。
先生の声は何一つ聞こえない。時間が経つにつれ生徒達は次第にしゃべり声はしなくなり、物音1つしなくなった。
これには驚いた。つまり雰囲気・空気をみんなが感じあい、誰の指示ではなく自ら行動している。
これがこの子達、この学校のふつうの姿なんだと実感した。
もちろん講演を聴く態度も悪いはずがない。
素直なリアクション。一人ひとりの素朴な笑顔。
ムリなく気どってもない。ほんとうに自然な子どもの姿がそこにはあった。
終わった後も椅子を片付けながら、何人かの子が「握手してもらおぅやー、あんた言いんさいや!」
と恥ずかしそうに会話している。
どの子も心からの笑顔で挨拶してくれる。
何か忘れかけていたものに出会えた そんなひとときだった。
保田 隆
投稿者 yasuda : 2007年10月10日 13:51
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コメント
どんなに小さくてもいい。おとなが夢を持って生きること。
その夢を目の前のこどもに語り、そこに向かって「一日1ミリ」
進むこと。そのことがこどもの夢に繋がると思います。
共に進みましょう!
投稿者 保田隆 : 2007年11月21日 09:30
保田先生、ありがとうございました。
最初はどんな感じの先生だろうとドキドキしていました。
先生が夢について語りまた音楽で伝えてくださったことは、子ども達や父兄の心に響いていると思います。
机上の論理ではなく、経験によって語られた講演はとても感動的でした。
何年か後でも夢を掴んでくれる子ども達が一人でも出てくれることを信じて・・・
まず自分の夢を見つけていきたいと思いました。
投稿者 つる : 2007年11月14日 16:42